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廃道

妙義荒船林道(群馬県側):群馬県妙義山の西側、妙義湖から碓氷軽井沢IC近くまでの約20km。上信越自動車道開通の時期から管理が行われていないが、妙義湖から中之岳林道の接続地点まではあるていど整備されているようだ。そのほかの区間については、崩落箇所が多数あり道路面に自生した草や樹木が車両を寄せ付けない。かつてのスーパー林道は「廃道」状態だ。バイクでの完抜を不可能(徒歩や自転車を担いでなら可能)にしている決定的な崩落箇所が2カ所あるが、中之岳林道と千駄木基幹作業道からアプローチし、一通り走破した。道が険しいので4回に分けて訪問した。全て、崩落ポイントまでを往復しなければならないので、帰りのことを考え慎重に進んだ。ちなみに妙義荒船林道(長野県側)は健在だ。

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静かな妙義湖。人造湖(ダム)だ。


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林道脇に伐採した木材が山積みになっていた。


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妙義湖からしばらくは走りやすい。

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中之岳林道のT字路。



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軽井沢方面が青で塗りつぶされている........。見放された証か。中之岳林道のT字路。




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草木が覆い茂り始めた。




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この崩落は植生の状態から何年か年月がたっているようだ。徒歩で踏破できたがバイクは諦めた。




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薄暗い。ガードレールだけがスーパー林道の面影だ。


IMGP8033.jpgバイクの向こう側が軽井沢方面。道があるとは思えない。千駄木基幹作業道の接続T字路。

IMG_6623.jpg落石防止ネットが落石で一杯だ。ガードレールまで1mに迫っている。徒歩で確認しながら進む。

IMGP7894.jpg 一気に憂鬱な気持ちになる。

崩た道

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本格的な廃道エリアへ入ったことを実感する。崩れ落ちた道が狭くなっているところ、上部から崩れ落ち塞いでいるところ。倒木や数え切れない大きな落石。草に潜んでいる子供の頭くらいの落石に注意しながら慎重に進んだ。





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上部からの大きな落石が積み重なっている。谷側はガードレールがメチャクチャ。山側を緊張しながら乗り越えた。




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山側からの土砂崩れ。木の幹や根が行くてを遮る。汗だくでここまで来たが、ただただ、途方に暮れた。



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疲れで気力が続かず、この日はここで引き返した。しかし後日リベンジし、ここを通過した。

危険な植物

トゲのある植物が多く、苦労した。身の丈ほどあるものから、ツタ状など。トゲが太くて長いもの、針のように細いが茎に密集している物など様々だがみな鋭い。草木をかき分けながら進むので衣服の上から容赦なく突き刺さり痛い。油断しているとツタにトゲがある植物が素肌の首に絡まり大怪我しそうになる。

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舗装路が断続的にある区間もある。しかし、木が生えている....。

IMGP8079.jpg走れる幅は狭い。IMG_6743.jpg現役?標識。ビニールひもで固定。IMGP8156.jpgいろいろなタイプの障害がある。



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山側から流れ落ち堆積した土砂。




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軽井沢側の大崩落。徒歩で踏破出来た。出口まではわずかなのだが、ここはバイクで超えられないので引き返した。



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「クサギ」の実。鮮やかだ。



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この山(高岩.)の麓には上信越自動車道のトンネルが通っている。

写真は2009年10月頃の様子。



動画-1


動画-2


動画-3


動画-4

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妙義荒船林道(群馬県側) 地図

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