北側に見える山腹に西名栗林道が見える。
概要
大名栗林道:埼玉県南部、延長約20km程度のロングダート。関東平野の際にある山間部。山深いところを進むのだが個人的に山岳林道といった雰囲気でない感じがしている。東京から近いのもはもちろんだが関東平野への眺望が良いポイントが沢山あり視覚的に街から近い感覚があるせいかもしれない。路面はフラットから小ガレ、砕石敷き、水たまりに、落石など様々、日陰の林間部や眺望の良い崖っぷちなど要素が多くとても楽しめる林道だ。アクセスは都心からだと高速道路を使って1時間半〜2時間程度。何度か訪れているが、舗装化がじわじわ進んでいる。近い将来、群馬県の御荷鉾林道のように大半が舗装林道になってしまうかもしれない。近くにはいくつか林道があるが、西名栗林道と炭谷入林道をつないで周回ルートで楽しめる。
もろい地質のせいだろうか、落石が多い林道だ。完抜出来ない時期が多いようだ。
もろい岩質のところが多く崩落が頻発している。雪解けや台風の後は通行止めが多い。以前、豪雨に見舞われ心細く走っていたとき、営林署か土木事務所と思われる黄色い巡回車とすれ違ったので行政の方が道路状況を小まめにチェックされているようだ。たまたま途中で豪雨になっただけかもしれないが崩落の危険をかえりみず大変な仕事だと感じた。
切り通しは圧迫感があり少し緊張する。
よく整備されているフラットな路面。
このような風景が多く続く。
真夏に訪れたので涼しい日陰にほっとする。。
山肌から路面に水か流れる。長い時間がたつと深い溝になるだろう。
関東平野がよく見えるポイントが多い。水蒸気が少ない秋や冬の晴天時にはもっとハッキリ見えるのだろう。
敷き詰めた砕石に雨水の溝ができている。
静かな林間にエゾ鹿の親子。
落葉した秋の方が紅葉もふくめて眺めが良いのだろう、いつかまた訪れたい。
大名栗林道 地図
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